働き方

仕事はそこそこでいいと言える勇気が必要な時代である理由について

労働は美徳であるという考え方が知らず知らずに自分の中にありませんか?

仕事だから努力して、どんなことよりも優先すべきことだと感じていませんか?

現代だからこそ仕事はそこそこでいいと言える勇気が必要であることについて紹介していきます。

仕事以外にもやるべきことはたくさんある

あなたにとって仕事は大切なことですか?

仕事よりも大切だな、大事にしたいなというものはありませんか?

あなたの人生の中で仕事以外にもやるべきことがたくさんあることを紹介していきます。

仕事はただの我慢に対する対価

まず仕事をすることは社会に貢献しているとか、自己実現のためであるという幻想を捨てましょう。

仕事とはお金を稼ぐためにやるのです。そして仕事は「ただの我慢に対する対価」としてお金をもらっていることを理解しましょう。

ほとんどの人が仕事をしたくないのではないでしょうか?

それなのに仕事をしている理由はなんでしょうか?

それは生活をするためのお金が欲しいからではないでしょうか?

会社員として働くことは、自分の時間を切り売りしているだけであり、

あなたが何かを生み出すことはほとんどないということはまずは理解したほうがいいでしょう。

趣味に没頭する時間

あなたには趣味がありますか?ゲームでも映画を見ることでも、スポーツをすることでもなんでもいいです。

なんの努力もせずにしたいと思い、継続してしまうことが趣味だと思います。

趣味があることがいいとお伝えしたいわけではなく、仕事でも同じ感覚になれるかどうかをみなさんに問いたいのです。

仕事が楽しいと言う人がいますが、それは趣味のように努力をしている意識もなく、継続できているのでしょうか?

そういう人もいるかもしれません。しかしほとんどの人は仕事を趣味のようにはいきません。

仕事に多くの時間を使うのでなるべく仕事を充実したものにしようとしますが、

仕事よりも楽しいものがあるのに、仕事が充実することはないでしょう。

人生を充実させたいのなら、自分の時間を切り売りするような働き方を減らしていく以外にないでしょう。

育児など家族のための時間

最近では男性の育休がニュースで取り上げられたり、男性は仕事だけではなく、家族にも時間を使うような時代になってきたなと感じます。

あなたは仕事と家族どちらが大切ですか?

私は即答できます。確実に家族です。

理由は家族は自分の代わりがきかない、逆にいえば、仕事では自分の代わりはいくらでもいると思っているからです。

自分にしかできない仕事があると思っている人がいますが、サラリーマンで代えがきかない人はほぼいないでしょう。

身近な例でいえば、あなたが会社を休んだとしても会社や仕事は回るでしょう。

1日なのだからというかもしれませんが、本当に代えがきかないのであれば、仕事は進まなくなるでしょう。

しかし現実は何か問題や課題が起きても誰かが代わりに乗り越えてくれます。

ということは仕事は誰でも代えがきくのであれば、そこまで仕事は大切ではないよねというのが私の考えです。

あなたの代えがきくのに一生懸命会社に奉仕することは会社に搾取されているといえるでしょう。

長時間労働することが正義ではない

だいたいのサラリーマンは労働時間と年収は比例していきます。残業代という側面でなくとも、

年収の高い人はだいたい年収の低い人より長時間働いている人が多い傾向にあります。

そんなに長い時間働いて楽しいのでしょうか?

仕事だけの人生って楽しいのか?

よくいわれるのが、死ぬ前の後悔で最も多いのが、もっと仕事以外に時間を使えばよかったというものです。

みんなが仕事をする時間が長すぎたと後悔しているのです

ということは仕事に使う時間は楽しいものではないのではないでしょうか。

仕事ってつまらないものということをみんな理解しているはずです。しかしそれを口にすることはないでしょう。

なぜなら仕事は楽しいといえることが正義のような気がするからです。

私からすれば、仕事が楽しいとやせ我慢しているだけのように感じてしまいます。

仕事で自己実現はほぼ不可能

続いてお伝えしたいことは「仕事で自己実現はほぼ不可能」ということです。

ここでいっている仕事とはサラリーマン、会社員の仕事です。

なぜ仕事で自己実現は不可能なのでしょうか?

答えは簡単です。会社はあなたの自己実現を求めていないからです。

会社はあなたに売り上げを上げてほしい、そのために時間を切り売りして働いてほしいだけなのです。

会社が求めていることと自分の求めていることが違うために自己実現は不可能なのです。

もし仕事を通じて、自己実現したいのであれば、経営者や資本家になるべきでしょう。

従う側の労働者でいる限り、自己実現はできないことを理解するべきでしょう。

仕事だけではつまらない人間になってしまう?

最後は「仕事ばかりだとつまらない人間になってしまう」ということです。

仕事をしているとコミュニティが会社以外なくなります。取引先との関係もあるかもしれませんが、

そこには会社としての取り引き、結局お金がからむ関係でしかありません。

付き合う人間が偏ることはコミュニティが狭くなり、知識や知見を狭くすることにつながります。

付き合う人が偏り、少なくなると、会話をする内容も偏ってしまうため、つまらない人間になると

考えられないでしょうか?

仕事で結果を出すことは人間性を豊かにするものではなく、逆につまらない人間になるのではないでしょうか。

仕事はそこそこにして人生を豊かにする努力をしよう

仕事ってそこまで一生懸命することではないとわかっていただけたのではないでしょうか。

頑張って少しでも年収を上げることよりも会社からなるべく搾取されずに、仕事以外に時間を使うことのほうが、人生を豊かにするのではないでしょうか。

仕事はそこそこにしてどうすれば、人生を豊かにできるか考えるべきでしょう。

人生を豊かにする要素の中で、仕事はかなり少ないことを理解していただけたでしょう。

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