人間として生きていく上で確実に必要なことは人との会話です。
コミュニケーションはどんな人間でも避けることはできないでしょう。
今回はなぜコミュニケーションがうまく取れないと感じてしまうのかという理由と
それに対する対処法を紹介していきます。
コミュニケーションがうまくないとはどういう状態なのか?
そもそもコミュニケーションがうまくないとはどういう状態なのでしょうか?
笑いが取れない
議題のない会話が続かない
言いたいことが伝わらない
などなどコミュニケーションがうまくないなと思う状況を想像できるでしょう。
これらの状況を生み出す原因は
相手の話を理解できていない
キャッチボールをする意識がない
この2つであることが多いと考えています。
簡単にいえば、
会話の内容を理解できず、相手が欲しいボールをちゃんと投げられていない状態
コミュニケーションがうまくいっていない状態をいえるでしょう。
コミュニケーションがうまくないと感じる理由
コミュニケーションがうまくいっていないとなぜ感じてしまうのでしょうか?
うまくするってよくわからないけど、とにかくうまくいかない。という人も多いのではないでしょうか?
コミュニケーションのうまくいかない理由をここでは下記の3つを紹介します。
・人と比べてしまう
・うまく話そうと意識しすぎている
・経験が少なすぎる
人と比べてしまう
コミュニケーションがうまくいかないなーと思う人のほとんどが
コミュニケーションが上手な人と比べてしまっているということです。
あなたはなぜコミュニケーションが上手ではない、苦手と感じていますか?
多分ほとんどの人が誰かと比べて自分はその人よりもコミュニケーション能力が劣っていると感じるからではないでしょうか?
コミュニケーション能力は必ず人それぞれいいところもあれば悪いところもあるのです。
人と比べてしまうことでコミュニケーションが苦手と思っている人が多いのではないでしょうか。
うまく話そうと意識しすぎている
続いては、うまく話そうと意識しすぎていることも苦手意識をより強くしている原因となるでしょう。
例えば仕事においては相手に伝わるように上手に話さなければならないと意識していませんか?
さらにいえばそうすることが仕事としてあるべきと感じてはいませんか?
うまく話すとはどういうことが説明できますか?
いつもみんなの笑いを誘っている人や説明の上手な人のようにうまく話そうとしていませんか?
コミュニケーションの取り方は人それぞれです。
簡単にいえば自分に合ったコミュニケーション方法でなければ、会話をしている相手からしてみるとどこか違和感のある
コミュニケーションになってしまっているかもしれません。
うまく話そうと意識しすぎることも苦手意識を作り出す原因となるでしょう。
経験が少なすぎる
最後は経験が少なすぎるということです。
コミュニケーション能力を上げるために一番重要であり、かつ絶対的に必要なことは経験です。
例えばあなたが営業であった場合、会社の上司とロープレを行い、とても上手にできたとします。
しかしいざ営業の現場では上手に話せなかったという苦い経験を持っている人もいるのではないでしょうか?
コミュニケーションは相手ありきで成立するものです。
そしてその相手もそれぞれのコミュニケーション方法を持っています。
同僚と会話することはなんら問題ないけど、
上司とのコミュニケーションがうまくいかないのはこの相手に合ったコミュニケーションが
できていないことに理由があるでしょう。
ではそれを克服するには、とにかく経験を多く積み、たくさんの人とコミュニケーションを取る以外に方法はないでしょう。
コミュニケーションに関わる本を読んで理解してもうまくいかない人は、
とにかくたくさんのコミュニティの人と会話することが大切でしょう。
コミュニケーションの苦手を克服する方法
最後はコミュニケーションの苦手を克服する方法について紹介していきます。
ここでは2つの方法を紹介していきます。
今回紹介する2つの方法を実践するうえで忘れないでほしいのは、
たくさんの人で試すということです。
先ほども経験がとても大切といいましたが、今回の克服方法もぜひたくさんの人で試してもらい、
うまくいった、いかなかったをしっかり分析してほしいです。
分析すると自分がコミュニケーションを取りずらい相手が見えてくるでしょう。
そうすれば、苦手な相手と話すときにだけコミュニケーションを上手に取ろうと意識すればいいだけになるでしょう。
相手の話をよく聞く意識を持つ
コミュニケーションの苦手を克服するまず一歩目は「相手の話をよく聞く意識を持つ」ということです。
コミュニケーションが苦手という人に多いのが、
自ら円滑なコミュニケーションを取ろうと頑張ってしまうことです。
コミュニケーションは会話をキャッチボールをする行為です。
そのため自分だけ頑張ってボールを投げても相手が欲しいボールかどうかはわからないのです。
ではどうすればいいのか?
それは相手の話をしっかり聞き、何を言いたいのか?相手が何を返答してほしいかを考えることです。
最初のうちは相手が求めている返答ができないかもしれません。
しかし経験を積むことでそれもだんだんとわかってきます。
どんなに経験を積んでもコミュニケーション能力の改善ができない人は
相手の話をしっかり聞き、言いたいことや返答してほしいことを知ろうとする意識が足りていないのです。
今日から少しでもコミュニケーションの苦手を克服したい人は
相手の話をとにかくしっかり耳を傾け、話している内容を理解するように努めましょう。
結論から話す癖をつける
コミュニケーションの苦手を克服する方法の最後は、「結論から話す癖をつける」ということです。
よく社会人になると、結論から先に言えと言われたこともある人が多いのでしょうか?
コミュニケーションが苦手な人に多いのが
オチを最後に持ってくるという勘違いです。
会話はする上で一番大切なことは自分の伝えたいことをしっかり伝えることです。
みんなを笑わせたいのであればオチを最後に持ってくる会話の組み立てのほうがいいかもしれません。
しかしそれはあなたの話にしっかりと耳を傾けてくれる相手であるからこそ成立するコミュニケーションなのです。
コミュニケーションをする相手はすべて自分の話に興味があるわけではありません。
コミュニケーションは言いたいことを明確に伝えることがとても大切です。
そのためには、結論から先に言い、そのあとになぜその結論に至ったかを説明するという組み立てがいいのです。
結論から先にいうと、あなたが言いたいことを相手にまず鮮明に理解させることができます。
結論がわかった上でそのあとの会話を聞くので、相手は理解しやすいと感じられるのです。
とにかく結論を先に伝え、そのあとに結論の説明をするという
コミュニケーションの組み立てをすることで、相手がよく会話を理解することができ、
コミュニケーションの苦手を解消していくことができるでしょう。
プロじゃない限りコミュニケーション能力なんてみんな変わらない
今回はコミュニケーションがうまく取れない理由と苦手の克服する方法を紹介しました。
ほとんどの人のコミュニケーション能力に差異はほとんどないでしょう。
なぜなら人それぞれ会話の癖ややり方は違うため、それぞれにメリット、デメリットがあります。
コミュニケーションが上手だなと感じる人は自分のコミュニケーションの強み、弱みを理解できると言えるでしょう。
あなた自身もコミュニケーションが苦手なのではなく、
自分のコミュニケーションの取り方や癖というのを理解できていないだけかもしれません。
コミュニケーション能力なんて人と比べても意味なんてありません。人の容姿や性格が人それぞれであることと同じです。
どうしても苦手を克服したい人は今回紹介した克服方法を試してみてはいかかでしょうか。