働き方

仕事の責任は誰が取るべき?部下?上司?責任感なんて必要ない!!

仕事で大切になることは「責任」でしょう。

特に間違った時や失敗した時に責任を誰が取るべきなのか議論になります。

今回は会社員として誰が責任を取るべきことなのか?

責任感」というものが必要なのかどうかについて紹介していきます。

仕事の責任はその仕事をしていた人が取るべき?

まずは仕事の責任は誰が取るべきなのでしょうか?

普通の感覚でいえば、その仕事をした人が責任を取ってしかるべしと思っていることでしょう。

今回は会社員の仕事の責任と考えた時に、

本当に仕事を行った人が責任を取ることでいいのでしょうか?

サラリーマンの仕事は会社の看板を借りてやっている

まず「サラリーマンの仕事は会社の看板を借りてやっている」ということを忘れてはいけません。

厳しい言い方をすれば、会社の看板がなければ今のような結果が出せないだろうし、

会社の看板があるからこそあなたの仕事が成り立っているといえます。

営業でいい成績を上げている人も会社としてではなく、

個人としてなんの後ろ盾もない状態で営業活動をして成果を残せる人は

相当優秀な一握りの人といえるでしょう。

サラリーマンは会社の看板を背負って仕事をしているのです。

背負うこと自体に責任があるとも言えます。

あなたにミスで会社への影響があることもあるからです。

でもよく考えてほしいのが、ほとんどの人は個人としての影響力はありません。

会社という看板があるから仕事が成立しているのです。

仕事がうまくいかないのはそもそもあなたの会社に責任があるともいえないでしょうか?

仕事の成功は会社、失敗は個人のせい

仕事の成功は会社、失敗は個人のせいというようなことを聞いたことはありませんか?

会社は利益を上げることが最重要です。社会貢献とかは表向きだけです。

そもそも社会貢献するためにも利益を上げ続けなければなりません。

個人の成功は会社のものになります。会社の失敗は個人に擦り付けられ、責任を取らされるのです。

あなたがどんなにがんばろうが正当な評価を得られないことも多いことでしょう。

その理由はここにあるのです。

仕事で成果を出しても、自分の功績とはなりません。

会社のために働くということが会社員の運命なのです。

部下の失敗でも上司が責任を取るべき

さきほど説明したことを考えていくと、

平社員の段階で仕事に責任を持っている意識は必要ないと思いませんか?

平社員は会社組織の中で一番の下っ端です。

会社への影響はかなり少ないといえます。

しかしけっこう大きな責任を負わされることもありませんか?

自分が部下という立場なら仕事の責任は「上司が持つべき」と考えたほうがいいでしょう。

成功も上司に持っていかれるかもしれませんが、失敗の責任がないだけ気が楽になるでしょう。

会社という組織のために仕事をしているのなら、

会社組織への影響が大きい人が責任を取るべきだと思いませんか?

なぜ部下の仕事の責任を上司が取らなければならないのか?

ではここからは「なぜ部下の仕事の責任を上司が取らなければならないか」について説明していきます。

あくまでの個人的な意見として見ていただければと思います。

しかしながら会社員として辛く仕事を続けているのなら、ぜひ考えてほしいことですし、

これから説明することを意識するだけで一気に気分が楽になるかもしれません。

部下の成功が上司の成功でもあるから

 まず1つ目の理由は「部下の成功が上司の成功でもあるから」です。

なぜなら上司は部下を教育する立場にあります。

上司としての成果には部下がちゃんと成果を上げることも含まれるからです。

なので部下の成功は上司の成功ともいえるのです。

部下の失敗も上司の失敗」ということになるはずです。

成功は上司と共有して失敗は知らんぷりなんてそんな都合にいい話はありません。

上司によっては失敗に関しては何も関与してくれない人もいるかもしれません。

部下の失敗に対する責任を負うことも上司の仕事なのです。

それをしないのならそれは職務放棄といえるでしょう。

上司は部下の責任を負わなければならない1つ目の理由は

部下の成功と失敗は上司も同じである」ということです。

失敗の責任だけ部下に押し付けることができない

 2つ目の理由は「失敗の責任だけ部下に押し付けることはできない」ということです。

先ほどは部下の成功も失敗も上司とともに責任があることをお伝えしました。

今回は上司の仕事の失敗をフォーカスを当てます。

意地の悪い上司だと自分の失敗を部下のせいにする人もいるでしょう。

それをおかしいと思う人がほとんどでしょう。

しかしなぜそれがいけない行為なのかをちゃんと説明できますか?

先ほども説明しましたが、会社員は結局会社のために仕事をしているのです。

それは上司でも同じです。

もし上司が自分の失敗を部下に擦り付けても、部下では失敗の責任は負えないのです。

なぜなら部下は会社への貢献度も影響度も低いからです。

上司が自らの失敗を部下に擦り付けても結局は責任範疇の広い自分に返ってくるだけなのです。

会社において上司の責任はかなり重い

最後の理由は「会社において上司の責任はかなり重い」ということです。

役職を持っている人と持っていない人では圧倒的に役職のない人のほうが多いでしょう。

ということは自分で何人もの部下をマネジメントし、

失敗したときには自分の失敗のように責任を取らなくてはいけないのです。

上司自身もわかっていないと思います。自分の立場が思い責任のあるものだということに。

部下の立場であれば、上司はとてもコスパの悪い立場だと思うでしょう。

それに気がついていない上司はかわいそうな存在だと思えば、気が楽になるでしょう。

上司という存在は偉そうに見えるかもしれませんが、

何人もの部下の責任を持っているため、それが可視化されたときにつぶれるかもしれません。

今の社会では会社の上司は昔よりも責任が重いかも

いかがでしたか?最近では出世欲のない人が多くなっていることを耳にすることも多いでしょう。

それもそのはずです。なぜなら上司の責任は昔と比べると重くなっていると言えるでしょう。

逆にいえば、部下の責任が軽くなっているのです。

この事実に気が付くと案外サラリーマンとして下っ端で働くのも悪くないなと思う人もいるでしょう。

今の社会では下っ端でいるほうが楽なのかもしれません。

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