人間関係

【知らないと損】新人のうちにメンタル不調に陥らないための上司との関係性

メンタル不調の原因を作るのは上司!?それってどんな上司??

会社員として働く上で気を付けなければならないのはメンタル不調です。

もし精神疾患になってしまうと、今までのような生活には戻れなくなるかもしれません。

会社員でメンタル不調になってしまう原因は「上司」ということが多いようです。

今回はどんな上司が部下をメンタル不調に追い込むのか特徴を紹介します。

その上でメンタル不調に陥らないための方法について紹介します。

まずは部下をメンタル不調にさせてしまう上司の特徴を紹介していきます。

感情的に怒ることが多い

部下をメンタル不調にしてしまう上司の特徴の1つ目は「感情的に怒ることが多い」ということです。

上司と部下という関係性であれば怒られることもあるでしょう。

しかしその怒り方によって

部下がメンタル不調に陥ってしまう危険性があるということです。

その怒り方が「感情的に怒る」ということです。

仕事でミスをしていることを怒ることは

感情的ではないと思っている上司もいるでしょう。

そもそも部下を怒るという行為そのものがまず間違っているといえるでしょう。

なぜ上司は部下を怒るのでしょうか?教育したいからでしょうか?仕事に真剣だからでしょうか?

たしかに上司は部下を教育する責務があります。そして仕事に真剣に取り組んでいる人もいるでしょう。

であれば部下を怒るという行為よりも改善させる行為をしたほうがいいと思いませんか?

頭ごなしに怒ったり、できないことを徹底的に追及することが部下の育成につながるのでしょうか?

上司に怒られたという認識を部下が持ってしまう時点でメンタル不調になってしまう危険性を持っているといえるでしょう。

上司自身が残業することや休日出勤を当たり前と思っている

2つ目の特徴は「上司自身が残業することや休日出勤を当たり前と思っている」ということです。

簡単にいえば、「長時間労働は当たり前」と思っている上司は

部下をメンタル不調にさせてしまう危険性があるでしょう。

昨今ではワークライフバランスといった考え方が浸透しています。

今の若者は仕事とプライベートをしっかりと分けたいと思っています。

言い換えればしっかりとプライベートの時間を確保したいという人が多いということです。

昔の人間は会社員になれば寝る間も惜しんで仕事をしているということが普通だった時代もあります。

しかし今は違います。仕事ができる時間は人それぞれです。

仕事を前向きにしたいと思い人は少ないです。

そういった人に長時間労働を強要するとどうなるでしょうか?

自分のしたくないことを長時間やらされれば、

精神的にも身体的にも苦痛になるのは目に見えているでしょう。

長時間労働をなんの苦とも思わない上司は部下にも強要してしまうとメンタル不調になってしまうかもしれません。

自分の意見と違う意見は聞いているだけ

最後の特徴は「自分の意見と違う意見は聞いているだけ」という上司です。

部下の意見を聞くふりだけして、部下の意見をないがしろにする上司のことです。

この上司は私も経験したことがあります。その頃は本当に辛かった思い出ばかりです。

なぜ部下の意見を聞けない上司は部下をメンタル不調に陥らせてしまうのでしょうか?

自分の意見が全く通らない組織にいるほど辛いものはないからです。

特に一番近くにいる上司という存在に自分に意見を言っても無駄ということがわかると

部下は仕事だけでなく、上司との関係性についても何もする気にならなくなってしまうでしょう。

部下の意見を聞いているふりだけの上司は知らず知らずのうちに部下のメンタルを不調にさせていくかもしれません。

どう上司と付き合えばメンタル不調を防げるか?

ではメンタル不調に陥らないためにどのように上司と付き合えばいいのでしょうか?

メンタル不調にならずに上司と良好な関係を築く方法についてここからは紹介していきます。

原因は上司でもメンタル不調になるのは自分だと理解する

まず上司との付き合い方の方法を紹介する前に意識し、理解すべきことがあります。

それは「メンタル不調になる原因は上司だとしてもメンタル不調になるのは自分だと理解する」ということです。

メンタル不調の原因である上司をどんなに責めても

メンタル不調になってしまった事実は変わらないということです。

メンタル不調になった後にどんだけ上司を責めてもあなたのメンタル不調が

改善することはないということです。

大前提として上司のせいにすることはやめましょう。ということです。

上司のせいにするのではなく、メンタル不調にならないために上司との付き合い方を理解するということです。

めんどくさい部下だと思われよう!!

メンタル不調にならない方法の1つ目は「めんどくさい部下だと思われよう」ということです。

めんどくさい社員とは「自分の権利をしっかりと主張しつつ、仕事はそこそこしかやらない社員」です。

めんどくさい社員になることができれば、上司との距離感を少し遠くすることができます。

めんどくさい人というのは、自分の権利を主張する人のことです。

自分の権利を主張するというのは労働者としての権利を主張することです。

例えば有休の取得日を変えられそうになったときに本当に

時季変更権が使えるのかを聞いてくるといったことです。

めんどくさい社員になるためには、労働に関わる法律や事例を知ることです。

有休に関しても上司は時季変更権を行使しれば部下の有休の取得日を変更できます。

しかし実際に有休の所得日を変更するのはそんな簡単なことではないですし、

変更できた事例は極めて珍しいのです。

そういった労働者としての権利を主張する人間をめんどくさいと思うでしょう。

続いてはそこそこ働くということです。

日本では仕事ができないからといってクビにすることは法律上できません。

なのでそれを逆手にとって60点~80点ぐらいの成績を残し続けるのです。

毎年100点以上を取ることは会社員として難しいでしょう。

しかし及第点を取ることはそこまで難しくないのです。

そして80点を取る部下に対して厳しく接することは

上司としても自分の首を絞めることになるでしょう。

権利と義務を理解し、しっかり権利を主張しよう!!

2つ目はさきほど伝えた権利の主張についてもう少し詳しく解説していきます。

なぜ権利を主張することが大事なのでしょうか?

それは今まで権利を主張する労働者はあまりいなかったからです。

そして権利を主張することで自分の立場を確保し、

上司に自分のメンタルを攻撃させる隙間を与えないで済むからです。

私も子どもの頃に言われましたが、「権利はやることをやった人間が主張できるもの」だと。

しかしそれは違います。特に会社員であればほぼ全員がやることをやっています。

なぜならほとんどの会社は

就業規則に成果を出すことを約束されていません。

就業している時間は仕事していればOKということです。

ぜひみなさんは自分の会社の就業規則を見直してみてください。

今まで会社や上司に要求されてきたことと全く違うことが就業規則に書いてあるかもしれません。

私もこの権利を主張することでメンタル不調の陥らずに

なんとか会社員とやってこれたと思います。

成果が出ていなくとも労働者の権利は主張して問題ありません。

もしその権利をないがしろにするような上司がいた場合は、

労基署や会社のしかるべき部門に通報すればいいのです。

上司と真っ向から戦うのではなく、法律を武器に戦うことが賢明です。

仕事で成果さえ出すことを考えれば上司との関係はどうでもいいと気づく

最後は「仕事で成果さえ出すことを考えれば上司との関係はどうでもいいと気づく」ということです。

最後は今までとは少し違った角度でメンタル不調に陥らない方法を紹介します。

もしあなたが今の会社で成果を出すことを望んでいるのなら、

上司を気にする必要はどこになるのでしょうか?

もしあなたが優秀であることに上司はいい気持ちではなく、

いじめのような行為をしているかもしれません。

そのために無駄に感情的にあなたに怒鳴り散らすといったこともあるかもしれません。

しかし成果を出すことを目的に仕事をしているならそんな上司無視しましょう。

あなたの仕事を仕事で成果を出すことであって上司と仲良くなることでありません。

よく職場の人間関係で悩んでいる人へ円滑な人間関係を築けるようにアドバイスしている人がいますが、

そもそも嫌いな人間と良好な人間関係など築けるわけがありません。

成果を出すことだけに集中し、上司を無視してしまえば、そもそもメンタル不調とは無縁の存在になれるでしょう。

会社には仕事をしに行っていることをまずは理解しよう!!

いかがでしたか?あなたは会社に何をしにいっていますか?仕事をしに行っているはずです。

上司の機嫌を伺うことでも上司と仲良くやることでもありません。

まずはめんどくさい社員なってとにかく何か言われたらしっかりと権利を主張しましょう。

そして文句を言われない程度の成果を残しましょう。

もし本当に嫌なら上司なんて無視です。仕事において上司の存在がいらないなら無視でいいのです。

ときにテレワークであれば無視は簡単かもしれません。

少しでもみなさんの成果創出やメンタル不調を回避できることを願っています。

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