人間関係

【本当にやめて!!】なぜ上司は部下のプライベートに踏み込もうとするのか?

上司は部下のプライベートを知ることが重要と考えている

部下の立場からすると

なんで上司は部下のプライベートに踏み込んでくるのか?」と不思議なることがあるでしょう。

しかし上司は「なぜ部下は上司にプライベートを教えてくれないのか?」と思っているのです。

今回はなぜ上司はなぜ部下のプライベートに踏み込もうとするのか?

その理由がどこにあるのかについて紹介します。

部下は上司にプライベートまで踏み込まれたくない

ほとんどの部下は上司にはプライベートまで踏み込んでほしくないと思っていることでしょう。

なぜ部下は上司にプライベートを見せないのでしょうか?

それは上司とはプライベートを見せるほど仲良くなる必要はないと感じているからです。

あとで詳しく紹介しますが、

上司が若手の時代はプライベートと仕事の区別なんてありませんでした。

プライベートにおいても上司や取引先と飲み会やゴルフをすることが普通だったのです。

そのため上司と部下の関係性の中でどうしてもプライベートを知ることができます。

上司は昔自分が上司といい関係を築けたのは上司とプライベートまで知り得たことだと思っているのです。

今の部下のマインドは「ワークライフバランス」です。会社にいるべき時間以外は自分の時間なのです。

私もそうでしたが、取引先から定時後の電話や休日に連絡があっても無視していました。

なぜなら仕事も人も会社とプライベートを完璧に区切りたいのが今の部下のマインドといえるでしょう。

上司は仕事とプライベートを分ける感覚がない

世の中の流れや考え方に合わせようとする一部の上司や役職者は除くと、

ほとんどの上司といわれる人たちはいつまでも昭和時代のような仕事をしている人が多いでしょう。

昭和時代の働き方とは、「仕事とプライベートを分ける感覚がない」ということです。

必死に仕事をやってきた人や出世するために必死に頑張っている人に多いマインドかと思います。

私は新卒で入社した会社の直属の上司がまさにこのような人でした。

その人は「考えたりすることは家でやり、会社では手だけ動かせるようにしておけ」とよく言っていました。

単純に家でも仕事のこと考えとけということでしょう。

こういった上司はみなさんの会社にもいることでしょう。

上司は仕事とプライベートの境目がないのです。

そのため部下のプライベートに踏み込んでいるという意識さえないのです。

仕事における信頼関係にプライベートは関係ない!?

ここでの最後は「仕事における信頼関係にプライベートは関係ない」ということです。

なんとなくその人の人間性を知ったほうが、信頼関係を築けると思うでしょう。

そしてその人の人間性を知るためには、

プライベートな面も知ったほうがよりその人を知れると思うでしょう。

たしかにその人と友達になったり、親しい関係になりたいのであれば、

プライベートの一面も知るべきでしょう。

しかし仕事においてそこまで同僚や上司の人間性を知る必要があるのでしょうか?

その会社にたまたま入社し、たまたま同じ組織になっただけの人間です。

そして会社は仕事で成果を出すための場所です。

親しい人間関係を構築する場ではありません

仕事をきっちりやることで信頼関係は築かれます。プライベートを知っているかどうかはどうでもいいのです。

なぜ上司は部下のプライベートに踏み込もうとするのか!?

ここからはなぜ上司は部下のプライベートに踏み込もうとするのかについて深掘りをしていきたいと思います。

部下自身もプライベートに踏み込まれるはいやだと嘆くだけでは何も変わりません。

なぜ上司はプライベートに踏み込むとった行動を取るのかをしっかりと理解することで

問題を解決することができるでしょう。

人間性を知るためにプライベートな情報が必要と思っているから

1つ目は「人間性を知るためにプライベートな情報が必要と思っているから」です。

先ほども少し触れましたが、部下がどういった人間であるのかを上司は知りたいのです。

なぜ上司は部下の人間性を知りたいと思うのでしょうか?

上司はマネジメントをしなければなりません。部下を教育しなくてはいけないからです。

ある部下が褒めて伸びるタイプにも関わらず、

褒めずに厳しいことを言ってばかりでは成長はおろか、

委縮し、最悪の場合はメンタル不調の陥るかもしれません。

上司は部下を管理し、教育することを会社から課せられています。

そのため部下の接し方を模索する中で

人間性というものをどうしても知りたいと思ってしまうのです。

上司が部下の人間性をわかったからといってちゃんとマネジメントできて、教育できるかは微妙ですが。

しかし司は自分のマネジメント評価や部下教育の評価のために

どうしても部下の人間性が知りたいのです。

仲間としての関係性を築きたいと思っているから

2つ目は「仲間としての関係性を築きたいと思っているから」です。

なんで社会人はチームとしての成果創出を意識するのかと。

これって意外と疑問に思いませんか?

ほとんどの会社は個人目標と組織目標を課します。

簡単にいえば組織の売上目標みたいな感じでしょう。

上司はこの組織の目標を重視させられます。では目標達成のために何が必要でしょうか?

チームワークだと何も考えない上司は思うでしょう。

それが原因で部下と上司の関係性に

仲間」という意識を持たせようとしているのです。

仲間意識があれば助け合いの精神を持つことになります。

つらい人がいれば手をを差し伸べることができる組織を上司は作りたいのです。

なぜなら自分の組織の目標を達成するためには部下全員の個人目標の達成が必要だからです。

上司は部下のことを考えて、チームビルディングをするわけではありません。

自分の評価のために部下に対して仲間意識を醸成しようとしているのです。

そもそもコミュニケーションが少なすぎる

最後の理由は「そもそもコミュニケーションが少なすぎる」ということです。

部下と上司の関係で何かしら問題になるケースはほとんどコミュニケーションが不足しています。

別にプライベートのことを話すことがコミュニケーションではありません。

業務の進捗についてや業務においての課題や問題点、業務に関わる人間関係の問題など

業務に関わることにおいてもコミュニケーションがあまりにも不足しているように思います。

ちゃんと業務に関わることにおいてコミュニケーションが取れていれば、解決される問題も多いでしょう。

しかし部下からコミュニケーションを積極的に取ってくれることはほとんどないでしょう。

なぜならコミュニケーション不足で問題が起きても部下の責任とはならないからです。

逆に上司は部下に対して積極的にコミュニケーションを取っていなかったことが問題視されます。

上司は積極的に部下とコミュニケーションを取るべきでしょう。

しかし大前提として業務の内容だけです。

部下もプライベートに踏み込まれたくないのであれば、

業務においてのコミュニケーションをたくさん取ることで、上司は満足するかもしれません。

上司は部下と仲間となりたいだけ。でも部下はそれを求めてはいない。

いかがでしたか?

上司は部下のことを知りたいだけなのです。

そこには下心はなく単純に仲間となりたいのです。

プライベートに踏み込んでくる理由さえわかれば、

その理由を満足させることをすることで、プライベートへの踏み込みを阻止できます。

もしも不必要にプライベートに踏み込む上司がいた場合は

コンプライアンス違反としてしっかりと報告することを頭に入れておきましょう。

-人間関係
-, , , ,