働き方

完璧主義ではサラリーマンは務まらない?完璧主義はめんどくさい?!

完璧主義者とはどういう人物か?

みなさんの周囲には完璧主義の人はいませんか?

または自分は完璧に何もかもこなさないといてもたってもいられないと思ったりしませんか?

今回は完璧主義ではサラリーマンは向いていない理由について紹介していきます。

まずは完璧主義者とはどういう人物を指すのかを解説します。

とにかく責任感が強すぎて、妥協を許さない

1つ目の特徴は「とにかく責任感が強すぎて、妥協を許さない」ということです。

仕事に対してとにかく責任が強く、自分が決めた基準に到達するまで磨き続ける人です。

こういった人は質や量を周囲の人にも押し付けるというやっかいな特徴もあります。

「なんでみんな一生懸命に働かないのだろう」と思う人は完璧主義といえるかもしれません。

完璧主義の人のほとんどが責任感が強い傾向にあります。

なぜならその強い責任があるからこそ自分が完璧を追い求めていると考えるからです。

そして妥協は許しません。

完璧であることが合格点となっているので、少しでも欠ける部分があると正さないと気が済まなくなるのです。

全てのことが自分の理想通りにいかないと気が済まない

2つ目の特徴は「全てのことが自分の理想通りにいかないと気が済まない」ということです。

完璧主義の人は意外と他者から見ると「これって完璧なの?」と思うようなことがあります。

しかし完璧主義の人は自分が思い描いている通りの物事を進めることが完璧と考えることが多いようです。

他人から見ても完璧だという仕事をするのではなく、

自分にとって完璧といえるような仕事をする人のことを完璧主義というのです。

失敗を恐れすぎている

最後の特徴は「失敗を恐れすぎている」ということです。

完璧主義の人は極度に失敗を恐れいている人が多いようです。

仕事のおいて失敗を恐れてしまうとどうなるでしょうか?

例えばお客様に提案する資料を作成することを考えてみましょう。

失敗を恐れるということはお客様に確実に納得してもらえる、

または提案内容を飲んでもらえる資料を作らなければならないと考えます。

そうなると細部まで確認をしたり、「もっとこういう説明も必要ではないか?」と考え始め、資料が膨大になったりします。

完璧主義の完璧は失敗したくないという強迫観念に由来しているといえるのではないでしょうか。

完璧主義者がなぜサラリーマンに向いていないのか

ではここからは完璧主義者はサラリーマンには向かない理由について紹介していきます。

「仕事は完璧にこなすべきでは?」、「適当に仕事をしてはいけない」と思う人も多いのではないでしょうか?

または本当は手を抜きたいが、怒られるのが怖いから完璧を追い求めているという人もいるでしょう。

こういった人はサラリーマンには今の意識では向いていないと言わざるを得ないでしょう。

チームのベクトルが合わない

1つ目の理由は「チームのベクトルが合わない」ということです。

サラリーマンの仕事は基本的には組織、チームで行うことが多いでしょう。

誰か一人の成果が全員の成果の足を引っ張ることもあるでしょう。

完璧主義の人が組織にいるといい面では、

完璧に仕事をこなしてくれるので、成果に繋がるかもしれないということです。

しかしながら、いい面だけではないのです。

完璧主義の人は周囲にも自分と同じような完璧さを求めてしまいます。

成果を出す前にチームの人々の精神を崩壊してしまう危険性があるからです。

全員が完璧主義の人のように仕事はできません。

それがプレッシャーになり、精神的によくない状態になる人もいます。

完璧主義の人にとっては普通のことであっても、

他の人からするととても辛い仕事の仕方の可能性があるのです。

他人に完璧主義を押し付けてしまう

2つ目は、「他人に完璧主義を押し付けてしまう」ということです。

1つ目でもお伝えしましたが、仕事において完璧主義の人は自分と同じクオリティを求めます。

最悪仕事の面だけ完璧を求めるならいいでしょう。

しかし完璧主義の人は仕事に関わるすべてのことを自分の思い通りにいかせたいと思います。

例えば、成果を出すためにみんな早く会社に来るべきと完璧主義の人が思っているとしましょう。

そうなると全員が完璧主義の人の考えに合わせようとするでしょう。

完璧主義の人は仕事の仕方や意識、考え方まで押し付けようとする危険性をはらんでいます

そのためそれが辛いと感じる人も多くいるため、組織で仕事をするサラリーマンには向かないといえるでしょう。

何もかも自分でやろうとしてしまう

最後は「何もかも自分でやろうとしてしまう」ということです。

完璧主義の人は他の人にも完璧であることを求めることをお伝えしました。

しかし全員が完璧にこなすことはできないでしょう。

最終的には完璧主義の人は完璧にできない人に変わって自分ですべて完璧に仕事をしようとします。

人が使える時間は限られています。完璧主義の人が一人でやれる量は限られています。

組織でやろうとしていたことを完璧主義の人が1人でやろうとしてもスケジュール通りに進むわけがありません。

完璧にしたいあまりにすべて自分で背負ってしまい、結果的にはチームで仕事ができなくなる点でサラリーマンに向いていないといえるでしょう。

もし自分が完璧主義者と気づいているなら改善するほうがいいかも?!

いかがでしたか?もしあなたが完璧主義であるならば、改善すべきでしょう。

完璧主義というには長所であるかもしれませんが、組織においては短所となることが理解できたでしょう。

完璧主義の人が自分の組織にいる場合は、なるべく巻き込まれないほうが自分のためでしょう。

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