人間関係

【上司は大変!?】すぐに辞める新人は仕方ないと考えられる方が楽な理由

上司に新人に辞められてはいけない理由がある

毎年新入社員が入社し、これからしっかりと育成しようと思うのも束の間で、

すぐに辞めてしまう新人が意外と多いと感じませんか?

今回新人が辞めてしまう理由は自分ではないと認識するほうがいい

辞めてしまうのは仕方ないと考えるほうがいい理由について紹介します。

とはいっては上司たちは新人に辞められては困る理由があります。

まずはその理由についてみていきましょう。

部下は辞めることはマネジメント能力がないということになる

部下が辞めることは「上司のマネジメント能力がない」という評価になってしまう会社が多いでしょう。

会社はコストをかけて社員を採用しています。

大手になると何百人と新卒を採用する会社もあるでしょう。

各部署に新人が配属されたあとは

各部署の上司にマネジメントの責任がにしかかってきます。

1年以内にもし新人がやめてしまえば、会社としては損失しかありません。

会社から簡単に辞めさせれば、

損害が出るのだからしっかりマネジメントをすることを要求されるのです。

新人が辞めることは採用の責任ではない考えがあるから

なぜ会社が採用を決めた新人がすぐに辞めた責任はその部署の上司になるのでしょうか?

理由は明らかです。

採用をすることと育成をすることの責任をしっかりと分けている会社が多いからです。

新卒の採用人数は会社として決めます。

そこから各部署に新卒が振り分けられる会社が多いでしょう。

会社は採用をするけど、そのあとの育成については研修とかだけで、

仕事における育成はすべて上司の責任にするのです。

会社は一定数すぐ辞めてしまう新人がいることは理解しています。

しかしそれを許容することができないのです。

そのため会社として辞めるリスクの責任を負うのではなく、

各部署の管理職に育成を責任を押し付けることで、

会社全体としての損失ではなく、上司の失敗のように見せようとするのです。

単純に自分の評価が下がることが多い

最後は「単純に自分の評価が下がることが多い」ということです。

これは新人でなくとも部下が辞めてしまうことで

上司の評価が下がってしまうという会社は多いのではないでしょうか?

部下が辞めてしまい人員が少なくなったとしても会社から求められる成果の大きさは変わりません。

もし部下や新人が辞めて成果を出せなかった場合は成果出せないことに合わせて

部下を辞めさせたマネジメント評価も下がってしまうかもしれません。

また辞める人間が新人の場合だと成果という観点では問題ないかもしれません。

しかし今はSNSの時代です。

辞めた社員がSNS上で会社について書き込むかもわかりません。

また新人が辞めることは新人の同期にも悪影響です。芋づる式に辞める人が出るかもしれません。

会社はリスクを負って新人を採用しています。

そのリスクに見合うだけの成果を将来出してもらうためにも

簡単に辞めてもらっては困るのです。

だからこそ上司には辞めさせないように評価を下げることを脅しのように使うのです。

すぐ辞める新人はどこの会社でも同じかも!?

しかし新人は辞める原因は本当に上司にあると思いますか?

上司は評価を下げられないために必死に新人を教育し、育成しますが、

それでも辞めた場合は本当に上司のせいなのでしょうか?

新人が辞めることを自責であまり考えるべきではない理由について紹介します。

辞める理由が上司であっても上司に責任がないことがほとんど

まず大前提として「辞める理由が上司であっても上司に責任がないことがほとんど」ということを認識してください。

辞めると決めたのは新人本人だからです。

たしかに上司との人間関係がうまくいかずに新人が辞めたとしましょう。

新人としては「上司のせいで辞めた」という原因かもしれません。

その上司のもとので働く新人がすべて辞めているならばそれは上司の責任といえるでしょう。

しかしそんなことは稀であって、上司とその新人がたまたま合わなかっただけです。

上司のせいで辞めたかもしれませんが、辞めたことは新人が決めたことであり、その行動を起こした

責任は上司にはないということをまずは理解しましょう。

そもそも社会人としての適性がない

新卒で入社し、1年以内で辞めてしまう人には「そもそも社会人としての適性がない」ということが多いでしょう。

そもそも1年以内でその会社を見限ることが社会人なりたての人間ができると思いますか?

会社員として働くことは

いい意味でも悪い意味でも我慢をすることが仕事をすることといえます。

1年未満で辞めてしまう人間のほとんどはこの我慢がほとんどできないため、

会社員としての適性はほぼ皆無といえるでしょう。

新人が辞めることはその新人に会社員としての適性がないということも理解しましょう。

自分のせいではないことを気にするほうが問題

最後にお伝えしたいことは、「自分のせいではないことを気にするほうが問題」ということです。

新人が辞めることは上司の責任ではなく、新人の適性がないことが原因ということを理解すると、

上司は新人が辞めることに対して

何も気にすることはないということがわかるでしょう。

しかし上司に関わらず、

会社員をしていると何もかも自責で物事を考えてしまう人が多いと感じます。

今回の新人の退職にしかり

仕事においても明らかに自分のせいではないのにも関わらず、

どこかに自分のせいがあったのでは?と探し、

無駄な反省をする人がいます。

まずなんでも自責で考えるくせはやめたほうが絶対にいいでしょう。

自分を自分で苦しめる行為です。

精神を疲弊してしまう人はまさに自責で物事を考える人が多いでしょう。

新人が辞める時にはっきり上司のあなたのせいで辞めますと言われたとしても気にしないことです。

新人が辞める理由なんていくらでも後付けできます。あなたのせいではありません。

自分の責任ではないことをいちいち悩んでも仕方ないと思うほうが精神的には楽になるでしょう。

すぐ辞める新人はいるし、どうしようもないと認識しよう!!

いかがでしたか?すぐ辞めてしまう新人は一定数います。

そういった新人たちはすぐ辞めてしまう特性の人たちだと割り切りましょう。

新人が辞めてしまうことで自分の評価は下がるかもしれません。

しかし自分のせいだと落ち込むことはありません。

会社員はマネジメントも大切ですが、仕事の成果も大切です。

どうすることもできない新人の退職について気がかりになってしまうほうがもったいないといえるでしょう。

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