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真面目な上司では嫌われるだけ!?なぜ部下は上司についてこないのか!?

真面目な上司は部下には嫌われている!?

真面目な上司は尊敬してもらえていると思っている人はいませんか?

上司という組織の上に立つ人間は真面目でなければならないと思っていませんか?

残念ながらその考えは間違っているようです。

真面目な上司は部下に嫌われるという事実について今回は深掘りしていこうと思います。

優秀であるからこそ上司は部下に嫌われる!?

会社にいる上司は真面目であること優秀であることが共存している人が多いのではないでしょうか?

優秀であるがゆえに部下から嫌われてしまう理由について紹介します。

優秀な上司の下で働くことは部下にとって幸せなのでは?と思う人もいるでしょう。

部下はそんな一筋縄ではついてきてくれないのです。

部下へ同じレベルを要求してしまう

優秀な上司が嫌われる理由の1つ目は「部下へ同じレベルを要求してしまう」ということです。

これは一番嫌われる理由ともいえるでしょう。

優秀な人は自分以下の成果を受け入れることができません。

そして上司になるまでは自分1人の仕事における成果を会社から求められてきました。

しかし上司になると組織として成果を求められます

優秀な上司は組織でも妥協なく優秀な成果を残そうとします。

上司が優秀でも部下が優秀とは限りません。

成果を出すために部下を上司が追い込むようなこともあるかもしれません。

できないことをやれと言われたり、プレッシャーをかけられることを嫌う部下はたくさんいるでしょう。

部下に対して高い水準の同じレベルを求める上司は確実に嫌われるといってもいいでしょう。

仕事が何よりも好きという姿勢がよくない

2つ目は「仕事が何よりも好きという姿勢がよくない」ということです。

上司になるということはその会社である程度長い期間所属し、それなりの成果を出してきたことでしょう。

そんな人の中には相当仕事が好きという上司もいるのではないでしょうか?

家にはあまり居場所はないけど、会社であれば上司としての居場所があるため、

仕事が人生の中でなによりも大切という人もいるのではないでしょうか?

人生における仕事の優先度合いは人によってまちまちです。

家族との時間のほうが大切という人もいれば、趣味の時間がなによりも大切という人もいるでしょう。

仕事が好きという人は他の人にもそうであることが正しいことを要求する人が多いのです。

「仕事は給料をもらっているのだから何よりも大切だ」とか「人生で一番時間を割く仕事を好きになったほうが幸せだ」

といったことを言う上司は仕事が好きな部下にはいいが、仕事の優先度がそこまで高くない部下には嫌われてしまうでしょう

仕事で成果を出すこととマネジメントは別物

最後は理由とは少し違うかもしれませんが、嫌われる上司が抜けている思考についてです。

それは「仕事で成果を出すこととマネジメントは別物」ということです。

頭では理解できていても、マネジメントで悩む上司はたくさんいるのではないでしょうか?

優秀な上司が管理職として成果を出せなくなるのはこの理由がほとんどでしょう。

仕事で成果を出すためには自分の頑張り次第です。

しかしマネジメントは部下という人間と対峙することになります

マネジメントも仕事と同じように自分の頑張りでどうにかできると思うのは間違いです。

人間は他人の言動や行動で思考や行動を変えることは稀です。

上司に「こうやって生きた方がいい」と言われても、その通りに生きたいと思いますか?

人は他人では動かせないということを理解できれば、マネジメントで悩むことも少なくなるでしょう。

なぜ上司に部下は簡単についてこないのか!?

最後に上司に部下は簡単にはついてきてくれないのか?について紹介します。

仕事なのだから上司の指示に従うのは当たり前とか思っている人はまず部下はついてこないでしょう。

では詳しくみていきましょう。

部下よりも上司が偉いという態度では人はついてこない

1つ目は「部下よりも上司が偉いという態度では人はついてこない」ということです。

偉そうな人間の指示を素直に聞きたいと思う人はいるでしょうか?

上司には意図せず出世した人もいるかもしれませんが、

ほとんどの上司が出世して上司という立場が欲しいと願った結果上司になったでしょう。

そういった人は人に指示を出すような口調で部下と接していたり、

知らず知らずのうちに高圧的な態度や話し方になっているかもしれません。

そういった上司は確実に部下に嫌われるでしょう。でもなぜ嫌われるのでしょうか?

答えは、上司は仕事のみでは上の立場であって、人間としては偉くないことを知っているからです。

上司になったからといって部下よりも優れているわけでもなく、偉いわけでもないのです。

上の人と下の人で態度が違うことはよくない

2つ目は「上の人と下の人で態度が違うことはよくない」ということです。

よく上の人にはヘコヘコしているのに、部下には高圧的な上司っていませんか?

こういう上司は確実に嫌われますし、絶対に部下は上司についていこうとは思わないでしょう。

ではなぜ人によって態度や言動が変わる人に人はついていこうと思わないのでしょうか?

答えは信用できないからです。

言動や態度に一貫性がないと、その人物のどの態度や言動が本当のことなんかわからないからです。

仕事において上下関係は大切であることは理解できるが、

人のよって態度を変えると部下はおろか同僚や上司からも信用できない人間と思われるかもしれません。

監視されている感覚を部下はわかっている

最後は「監視されている感覚を部下はわかっている」ということです。

簡単にいうと、「仕事をちゃんとしているのか?」という監視の目は部下には感じ取ることができてしまうということです。

もし部下を信用している上司であれば、仕事をちゃんとしているかどうかなんて監視する必要なんてないでしょう。

しかし部下を信用できていない上司はどうしても部下のことを管理や監視しようとしてしまいます。

部下はこの上司が自分のことを信用していないということに気が付くのです。

自分のことを信用していないという感覚=監視されている感覚になります。

監視されることは人にとってはストレスです。やってほしくないことでしょう。

やってほしくないことをする人間は嫌われるのは普通でしょう。

上司は嫌われる存在であることを知っているかどうかが重要!!

いかがでしたか?そもそも上司という存在は煙たがられる存在です。

決して尊敬されるような存在ではないのです。部下にとっては上司は存在はあまりいいものではないのです。

それを理解できている上司とできていない上司では行動や言動がまったく違いでしょう。

まずは上司という存在は嫌われて当たり前だという認識を持つことが何よりも大切です。

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