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【ストレスたまるだけ!?】無理難題ばかりのクライアントとうまく付き合う方法について

無理難題ばかりのクライアントっていませんか?

営業として仕事をしたことのある人なら一度は経験のあるクライアント。

それは「無理難題ばかりを押し付けて来るクライアント」です。

今回は無理難題ばかりを押し付けてくるクライアントと上手に付き合う方法などについて紹介します。

まずは無理難題を押し付けてくるクライアントとの関係性に疲弊してしまうのかについて紹介します。

クライアントに振り回されることが仕事ではない

無理難題を押し付けてくるクライアントに悩まされる理由としては、

そういったクライアントに振り回されているからです。

日本は労働者としての権利よりも消費者としての権利を主張しがちです。

私が営業時代に多かったのが、請求書発送をもっと早めてほしいというものでした。

月初めの日に欲しいと言われたとしても、

システム上無理だとどんなに訴えても、こっちは金を払っているのだからと

言わんばかりに無理難題を押し付けてくるのです。

これはまさに労働者としての意識よりも

消費者としてサービスの質向上を求めているといえるでしょう。

しかしそういったクライアントに振り回されることが営業の仕事ではないことは理解しましょう。

営業によってはクライアントの要望にすべて応えることが仕事と思っている人もいるかもしれませんが、

まさにこの考え方があるせいで無理難題を押し付けてくるクライアントを生み出し

それによって自ら疲弊してしまっているのです。

みんなから好かれようとしていないか?

無理難題を押し付けてくるクライアントに疲弊してしまう営業は「みんなから好かれようとしていないか?」ということです。

例えば売上金額の低いクライアントでも売上の高い、いわゆるお得意様と同じように営業をしていませんか?

確かに会社の看板を背負っているため、

悪い印象にならないように分け隔てなく接するべきと思う人もいるでしょう。

その考え方って疲れませんか?

無理難題を押し付けてくるクライアントにもちゃんとまじめにやることの意味はどこにあるのでしょうか?

人に嫌われたくない。できれば全員に好かれたいと心のどこかで思っていること

クライアントとの関係性を難しくしているのです。

めんどくさいクライアントはずっとめんどくさい

無理難題を押し付けてくるクライアントのような営業にめんどくさいと感じるクライアントは

ずっと変わることなく、めんどくさいクライアントでいつづけるでしょう。

どうしても人間は人との関係性を変えられると信じています。

営業とクライアントの関係でいえば、

営業が真摯にクライアントに向き合うことで

いつかクライアントが変わることを信じているでしょう。

しかし残念ながらクライアントが変わることはありません

真摯な対応が逆に無理難題に拍車をかえるという最悪の事態を招くかもしれません。

では無理難題を押し付けてくるクライアントとどう付き合えばいいかわかるのではないでしょうか?

次項では無理難題を押し付けてくるクライアントとどう付き合うべきか?を紹介します。

無理難題を押し付けるクライアントとどう付き合うか?

ここからは具体的に無理難題を押し付けてくるクライアントとどう付き合うべきかを紹介します。

ポイントは「めんどくさいクライアントにはめんどくさい営業で対応する」ということです。

ではくわしくみていきましょう。

双方のメリットを探す

1つ目はめんどくさいクライアントとの関係に「双方のメリットを探す」という方法です。

考えてほしいことはめんどくさいクライアントと付き合うことで

自分や自分の会社にメリットをもたらすのかということです。

まず会社へのメリットです。売上が上がるのなら会社へのメリットはあるでしょう。

しかし請求関連や営業の事務へ無理難題な処理をする場合も考えられるので

どんなに無理難題を押し付けてくるクライアントであっても

売上さえ上がればいいという考えは捨てたほうがいいでしょう。

次は自分へのメリットです。

無理難題を押し付けてくるクライアントから受注したり、

継続できたりすることは自分への自信へとつながり、営業としての成長となるでしょう。

このように付き合い自体をポジティブに考えることができるのであれば

めんどくさいクライアントとの関係を自分の成長につなげることができるでしょう。

反対に無理難題を押し付けてくるクライアントと付き合うことが

嫌で嫌で仕方ないという人もいるでしょう。

そういった人たちは無理難題を押し付けてくるクライアントと付き合うことは

自分にとってメリットがないといえるでしょう。

周囲はきっと自分の成長のためにがんばれと言うかもしれません。

しかし頑張った結果成長は得たが、

自分のメンタルが不調に陥ったではまったく意味がありません。

会社のために会社のメリットのために働くことも大切ですが、働いているのは自分自身です。

自分自身にとってメリットやベネフィットがないことを進んで取り組む必要はないでしょう。

あなたもめんどくさい営業と思われていないか?

2つ目は「なぜ無理難題を押し付けてきたり、めんどくさいクライアントなのか?」を考えるということです。

めんどくさいクライアントにしているのは

自分もめんどくさい営業であるからかもしれないということです。

あなたが誠実な対応を心掛けているにも関わらず、

クライアントには無理難題を押し付けられるということもあるでしょう。

それはクライアントからすれば誠実に真面目に対応する営業であるあなたが嫌いかもしれません。

もっとフランクに話して、商談中も雑談交えてやりたいのかもしれません。

クライアントに問題があることは事実です。

しかしその問題を解決する課題はもしかすると営業である自分にあるかもしれないということです。

営業とクライアントの関係は仕事の関係であるものの、会話をするのは人間です。

あなたも生理的に受け付けられない人の1人や2人いると思います。

そもそもクライアントとの関係性が悪いのは人間としての関係性がよくないこともよく考えたほうがいいでしょう

付き合いを諦めることも仕事だと認識する

最後にお伝えしたいことは「付き合いを諦めることも仕事だと認識する」ことです。

自分ではどうすることもできないクライアントに対して、

疲弊しながら受注活動をしても

結果は出ないことは理解できるでしょう。

まず考えてほしいことは、

自分ができることとできないことを理解する」ということです。

あなたが無理難題を押し付けてくるクライアントを諦めたとしても

会社は違う営業を担当につけるでしょう。

ただそれだけです。会社はあなたができなければ違人で成果を出そうとするのです。

悔しいかもしれません。しかしできないことをいつまでも頑張っても成果はでません。

諦めるということも仕事のうちであることをしっかりと理解しましょう。

ストレスためないようにいい距離感を自分で見つけ出そう!!

いかがでしたか?無理難題を押し付けてくるクライアントと付き合うことはとても難しいことです。

仕事という意識があまりにも強すぎると

成果が出るまでやりきらねばというマストの認識になってしまいます。

しかしその行動自体があなたにとってできることなのか?

というCANの意識も必要になります。

もしできないなと感じるのなら、

ストレスや疲労をためないいい距離感を自分を見つけることが大切です。

それでも厳しい場合には、きっぱりと諦めて上司に担当から外してもらうことです。

とにかく頑張ることも大切ですが、

自分に対してのメリットやベネフィットも得られる関係性が最もいいといえるでしょう。

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