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仕事は勉強ではない理由について~教えられなくても結果を出さなければならない~

仕事を勉強できるのは新入社員だけ

仕事において勉強させてもらうとか教えてもらわないとわからないと思っていないでしょうか?

仕事において勉強というのは新入社員だけ許されるスタンスということを理解することが必要です。

勉強というのは教えてもらうという意識ということです。

能動的に知見や方法を取りに行くというよりも教えてもらうことが当たり前という意識はよくないということです。

なぜ仕事は勉強ではないのでしょうか?

答えは仕事のセオリーはあっても絶対的正解がないからです。自ら考え、行動することが必要ということです。

仕事は教えられないとできないと思っている人がいる理由

続いて仕事は教えてもらわないとできないと思っている人がいる理由について紹介していきます。

学生時代の勉強が受け身だった人

1つ目の理由は「学生時代の勉強が受け身だった人」です。

学生時代にみなさんはなぜ勉強したのでしょうか?

またはなぜ勉強しなかったのでしょうか?

第一志望の大学に入学するために勉強するはずが全然勉強せずに落ちたという人もいるのではないでしょうか?

勉強をなんとなくやらなきゃならないとかみんなやっているからやらなきゃみたいにしていませんでしたか?

そういった勉強に対して受け身の場合、

やらねばならない仕事においても教えてもらうことが前提といった受け身の態度となってしまうでしょう。

言われたことをこなそうと思っている

2つ目の理由は「言われたことをこなそうと思っている」人です。

指示待ち人間」と言われることもありますが、言われなきゃどうすればいいかわからないという人です。

こういった人も受け身であり、なおかつ自分で考えることを必要とも思っていない可能性があります。

そうなると確実に能動的に動くことはないでしょう。

また仕事をこなすものだという意識もまさに仕事は与えられるものという認識を持っている可能性があるでしょう。

向上心がない

最後は「向上心がない」という理由です。

向上心があれば、自分で考えて成長するための行動を行うでしょう。

かといって向上心が仕事において確実も必要とはここでは言いません。

しかし向上心がないということも受け身であり、教えてもらうという立場になりがちであるということです。

自ら考え自ら行動することが求められている

では仕事においてはどういうスタンスでいればいいのでしょうか。

答えは「自ら考え、自ら行動することが求められている」ということです。

自分の考えを持つことが大切

まず「自分の考えを持つことが大切」です。

仕事においての自分の考えを持つことです。

例えばとにかく最短で仕事を終わらせて定時ダッシュで自分の時間を楽しみたいでもいいですし、

とにかくお客様のために丁寧に仕事を進めたいでもいいのです。

とにかく仕事をするスタンス、軸というものを自分の中で明確にすることがいいでしょう。

上司やクライアントに言われた通りに仕事を進めても楽しくないのは、受け身だからです。

きっと自分はこうしたい、こうなりたいがあるはずです。それを明確にしてその軸に沿った行動を行うことが大切でしょう。

上司の教えを無視した行動も時には必要

そして「上司の教えを無視した行動も時には必要」ということです。

なぜなら仕事に対する考え方は人それぞれだからです。

もし上司の言う進め方が自分の考えにそぐわないときは勇気をもって無視しましょう。

仕事は結局成果を出すかどうかです。プロセスははっきりいえばどうでもいいのです。

上司としては自分に教えたことと違う行動をするので、あまりいい気持ちではないかもしれません。

しかし部下が自分で考え行動している姿には成長をきっと感じてくれるでしょう。

まだ責任のない平社員のときに自分の軸に沿った行動を行うことがとても大切です。

なぜなら失敗してもいいからです。失敗しても大丈夫と思いながら余裕をもって行動できればきっと結果についてくるでしょう。

評価を気にするのではなく、自分がどうなりたいか

最後は「評価を気にするのではなく、自分がどうなりたいか」を大切にすることです。

仕事は確かに第三者によって評価させます。会社であれば、上司の評価がとても大切であることには変わりありません。

しかしなんのために仕事をしているのか考えたときにそれはまぎれもなく自分のためであって評価をよくすることではないでしょう。

自分はどうなりたいかそれをしっかり明確にしていくと、評価なんてどうでもいいと思えるでしょう。

そして評価よりも自分にフォーカスした仕事をすることで成果にもつながるでしょう。

仕事は教えてもらうものではなく、自分で正解を見つけて行動するものという意識が大切

部下を持ったりするとなぜ能動的に動けないのだろうかと思うことがあるでしょう。

それにはちゃんと理由があります。その理由を理解した上で、教育するのかあきらめるのかでは自分自身の成長も変わってくるでしょう。

自分自身が受け身だなと感じる人は今すぐ自分の軸を見つけて行動してみるのがいいでしょう。

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