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仕事を断る勇気が大切な理由について〜疲弊してしまうのは自分のせい?〜

サラリーマンとして働く上で上司の指示や会社の指示は絶対だと思っていませんか?

その意識が自分を疲弊させていている原因かもしれません。

今回は仕事を断る勇気の重要性について紹介していきます。

上司から受けた仕事は断ってはいけない風潮

サラリーマンとして働くことは会社に意向に従い、上司の考えや指示に背いてはいけないと思っていませんか?

多分ほとんどのサラリーマンがそのようなことを思っているでしょう。

私も今まで2社経験しましたが、どちらも会社の方針や上司の指示は絶対という風潮がありました。

この風潮は多分会社にとって上司の指示に絶対従う人間に育てた方が楽であるからと考えます。

会社は組織なのでなるべく同じ考え方を持っている人が多い方が扱いやすいです。

みんなが自由に成果を残すためだけに働いてしまうと収拾が取れなくなると感じているのでしょう。

この考えには「平等」と「同調」がキーワードだと思っています。

皆が平等や条件で働き、仲間意識を持って働くための同調が必要と考える企業が多いために

上司から受けた仕事は断ってはいけないという風潮が出来上がって来たのではないかと考えます。

その仕事って本当に自分がすべき仕事なのか?

ここからは指示を受けた仕事をする上での気をつけておくべき点について紹介していきます。

もしあなたが上司からの指示のまま業務を進めているのであれば、

あなたのサラリーマンとしての市場価値は上がるどころか下がる一方かもしれません。

判断するには自分なりの軸を持つ必要がある

まず1つ目は「判断するには自分なりの軸を持つ必要がある」ということです。

簡単にいえば上司の指示通りや判断までも上司の言った通りに業務を進めてはいけないということです。

上司の指示を受けた仕事だとしても自分で考え判断することを忘れてはいけないということです。

私の場合、仕事に工数をかけたくないので、軸としてとにかくスピード感を持つことを心がけています。

もし上司が質も求め、完璧にこなしなさいと言われても、ぶっちゃけ無視します。

それでも上司が納得しないのであれば、「私にはこの業務は無理だから他の人または上司自身でやって欲しい」と言います。

ここまではっきり言ってしまうのはかなり勇気が入りますが、とにかく自分なりの軸を持って

自分で考え行動をすることを忘れてはいけません

上司に言われたことをただこなすだけではいつか必要なくなるかも?

2つ目は「上司に言われたことをただこなすだけではいつか必要なくなるかも?」ということです。

上司に言われたことをこなしているだけでは、その上司がいなくなった時に業務をうまく遂行できなくなってしまいます。

会社ごとに特有のルールや業務の進め方があるでしょう。

そのルールに従順に従っていればその会社ではうまくいくかもしれません。

しかし他の会社ではそのルールや進め方が通用しないかもしれません。

このご時世一つの会社に止まり続けることがリスクであることは皆さんもよく理解しているのではないでしょうか?

そうなってくると他の会社でも通用することが必要になります。

そのためには自分で考え行動することで自分の強みが見えてくるでしょう。

この強みがない限り簡単に転職はできないと思っていた方がいいでしょう。

仕事を断る必要性について

続いて仕事を断る勇気について紹介していきます。

自分の成長のためにはなるべく多くの仕事をこなすべきでは考えている人もいるでしょう。

ここでは仕事を断ることでより成長できる理由などについて紹介していきます。

与えられた時間は無限ではない

まず1つ目は「与えられた時間は無限ではない」ということです。

仕事をしていると自分の時間を使用して会社に貢献しているということを忘れがちです。

そのため与えられた仕事を残業してでもこなさなければならないと思ってしまいます。

しかし今の会社の仕事に全力投球することが自分のために本当になっているのでしょうか?

人生はいつか必ず終えてしまいます。仕事ばかりしている人生で一生を終えてもいいのでしょうか?

また今の会社があなたがサラリーマンでいる間倒産せず、なくならない保証はどこにもありません。

今の仕事をある意味選ぶ努力が必要ですなんでもやれば成長するわけではないということです。

上司に言われた仕事に対してこの業務をすることは自分にとって本当に有益なのか?

会社のためという意識ではなく、自分のために仕事もしているという意識を持つと

自然とこの仕事は断る必要があると判断することができるでしょう。

とにかく残業すればいいという考え方はなくすべき

2つ目は「とにかく残業すればいいという考え方はなくすべき」ということです。

サラリーマンは自分の時間の対価として給料をもらっています。

ほとんどの人は仕事が終わらなければ残業して対応しなければならないと考えます。

この考え方はとても危ないということに気づくべきでしょう。

残業までしてすべき仕事とは何か考えるべきです

多分ほとんどの人はどんな仕事でも完結しなければならないと思うでしょう。

しかし私もサラリーマンのためよくよく考えてみると自分の大事な時間を削ってまで

すべき仕事はあまりないということに気づきました。

なぜなら自分の仕事はそこまで会社に貢献していないからです。

営業であれば売り上げをあげれば会社に貢献していると思うかもしれませんが、

その貢献はごくわずかであり、なんならあなたではない他の人でもいいわけです。

そのように考えたときに他人でもできる仕事はなるべくやらないようにしよう。とか

残業までするくらいならほどほどの仕事量で仕事できるポジション取りをしようと考えました。

残業して得られる対価はとても小さいことに気づき、残業しないで副業や自分にしたいことに

自分の時間割くことのほうがよっぽど有意義であることに気づくべきでしょう。

上司と良好な関係性を維持しなければならない

最後は仕事を断る上で大事なことは「上司と良好な関係性を維持しなければならない」ということです。

仕事をただ断るだけではそれはサラリーマンとしての責務を果たしていません。

なぜ仕事を断る必要があるのかを考えなければなりません。

簡単にいってしまえば、この仕事をしたとしても自分のためにならないという考えを持つべきです。

しかし雑用をただ断ることを推奨しているわけではありません。

例えばただの伝票処理であっても処理をすることで経理的な知見やノウハウを学べるかもしれないからです。

ただのオペレーション業務であったり、いつも同じことの繰り返しのような業務は断り、

他の人にお願いすることのほうがいいでしょう。

そういった仕事を断る上でとても大事になることが上司との関係性です。

とにかく上司との関係をよくし、自分はどうなりたいだからこの仕事は断りたいという

意志を明確に提示することが大切になります。

上司といい関係を築くためには様々な方法がありますし、人によっても違います。

私の場合だと営業のときの上司はとにかく飲みに行くことが好きだったので、

飲みに誘われたときは確実に行くようにしていました。

また間接部門にいたときは上司が結果至上主義だったので、仕事で結果を出し認めてもらえるように努力しました。

上司をいい関係を築くと自分のやりたいことにある程度融通を利かせてくれるでしょう。

ただやりたくない仕事を断るのではなく、自分はどうなりたいだからこういう仕事をしたいと

しっかりと伝えた上でいい関係を築き、仕事を断るようにしましょう。

自分なりの軸を持ってこと悪勇気を持とう

仕事を断ることはどうしても悪いことのように考えてしまいます。

しかしやりたくもない仕事、自分の成長に繋がらない仕事をしているほど暇ではないことを理解したほうがいいでしょう。

皆さんも自分なりの軸を持って勇気を出して自分のありたい姿を達成するために仕事を断ってみましょう。

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