心理

多様性を受け入れられない上司に未来はない話について

部下を自分のあるべき姿に変えようとしてしまう

今回は上司の育成方法の中で多様性を受け入れられない上司に未来はないことについて紹介していきます。

まず多様性を受け入れられない上司の特徴として

部下をあるべき姿に変えようとしてしまう」ことについて紹介していきます。

会社の上司に言われても何も響かない

まず考えてほしいのが、上司に考え方とかをこうすべきと言われたらあなたならどう思いますか?

ほとんどの人が「仕事については仕方ないが、考え方まで上司に言われる筋合いはない」と思うのではないでしょうか?

そうです。会社の上司に言われても何も響かない」ことを理解していない上司があまりにも多いのです。

こういう上司は仕事が人生のおける優先度が最も高く、仕事のためなら考え方も変えるべきと考えています。

しかし最近の部下は仕事とプライベートをきっかりと分ける人が多くなり、上司との関係もドライな人が多いです。

仕事でしか関わらない人に何かを言われも響くことは限りなく0に近いのです。

部下を変えるには部下が変えたいと思う必要がある

よくいわれることは「他人を変えることはできない」ということです。

上司は会社のため、組織のために部下の考え方を変えようとします。

しかし変われる人はいるのでしょうか?

多分ほとんどいないでしょう。

なぜなら人間は人からの影響ではなく、自分自身の決断でしか変われないからです。

これを理解すると、上司であろうと親であろうと

何を言っても部下を変えることはできないということを知ることでしょう。

いろんな価値観を受け入れられないのは時代遅れ

最後は「いろんな価値観を受け入れられないのは時代遅れ」ということです。

会社にとっていろんな特性や考え方を持った人がたくさん会社に在籍しているほうが

会社のためになると普通の人は理解できるでしょう。

しかし多様性を受け入れらない上司は

昔の企業のように全員同じ方向を向いて、同じ正義を持った兵隊がいいと思っているのです。

なぜ部下を兵隊のように教育したいのでしょうか?

それは簡単です。部下がみな同じであればマネジメントととても楽だからです。

革新を起こすことはないかもしれないが、現状維持をするためには兵隊の方が楽なのです。

いろんな価値観を持った組織が結局強いのでは?

最後は多様性を受け入れた方が結果的に確実にいいようねということについて紹介していきます。

全員兵隊では新しい価値や成果生まれない

まず「全員兵隊では新しい価値や成果は生まれない」ということです。

感覚的にみなさんもこれは理解しているでしょう。

でもなぜいろんな価値観が必要なのでしょうか?

簡単にいえば、新しいことを生み出すには多方向から考えたり、たくさんの価値観が必要だからです。

仕事においていろんなパターンを検討することもあるでしょう。

そのときに自分では気づけなかったことに他者は気づいているということを経験したことがあるでしょう。

同じ価値観を思っている兵隊は現状維持することは得意でしょう。

しかし一つの価値観では新しいことは生まれないとえるでしょう。

上司自身が変える努力を見せる

続いては「上司自身が変える努力を見せる」ということです。

部下を変えたいと思うのなら、自分から変わらなければならないということです。

率先垂範ということです。

人は他人に力で変えることはできないと断言できます。あなたに相当な影響力がない限り。

仕事であれば上司の指示に従うのは当たり前という考え方を変えましょう。

そもそも自分が当たり前と思っていることが本当に当たり前かもう一度客観的に考えましょう。

上司の指示ではなく、上司の変化に部下は影響され、部下も変わることを決意するかもしれません。

部下ではなく一緒に仕事をするチームという意識を持つ

最後は「部下ではなく一緒に仕事をするチームという意識を持つ」ということです。

部下を変えたいと思うのなら、

多様性を受け入れるとともに部下・上司という役職のありなしの意識をなくしましょう。

その意識は無駄でしかありません。あなたに傲慢な心を育む原因となります。

チームリーダーとして、仲間とどうゴールまで効率的に進むかを考えたときに兵隊を育てることが正しいと思うでしょうか?

上司として部下を育成するという感覚を捨て、

チームという意識を持つことで多様性を受け入れることの重要性を認識することができるでしょう。

いろんな価値観を受け入れるほうが楽しい!

いかがでしたか?多様性を受け入れないことは楽かもしれません。

しかし多様性を受け入れると楽しいでしょう。いろんな考え方に触れることで自分も成長できるでしょう。

多様性を受け入れない楽を取って成長せず組織を停滞させるのか、

それとも多様性を受け入れてマネジメントを難しいかもしれないが、

新たなものを作り出すチャンスを作り出すかはあなた次第です。

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