心理

報連相ができない・遅い部下を改善する簡単な方法〜原因を知ることが対策〜

新入社員を迎え入れた後にほとんどの先輩や上司が悩むことは、

新入社員の「報連相」ではないでしょうか?

報連相が遅い、または報連相ができないという新入社員をどう改善すべきかを原因から紹介していきます。

なぜ報連相が必要と感じるのか?

まずそもそもなぜ上司や先輩は部下の報連相を必要としているのかを考えましょう。

なぜ報連相が必要なのか?」「報連相の目的はなんなのか?」を

しっかり理解していない人も多いと思います。

ここでは報連相を目的をしっかり理解することから始めましょう。

部下の業務進捗を知りたいから

まず報連相の目的で最も大切なのは「部下の業務進捗を知りたいから」ではないでしょうか。

部下が指示通りの業務を遂行できているか?

納期通りに仕事を完遂できるか?

それを上司や先輩は把握したいのです。

もし進捗が遅れているのならリカバリーを瞬時に行うために報連相を必要としています。

ほとんどの上司は報連相をさせる=部下を管理したいと思っているでしょう

部下を管理したいからではないか?

みなさんは新入社員は適切に管理しなければならないと感じていませんか?

新入社員じゃなくとも部下やプロジェクトメンバーを管理しようとしている人は多いのではないでしょうか?

さて部下を管理することが報連相の目的でしょうか?

報連相は報告、連絡、相談です。ほとんどの部下は管理されていると感じると報告や連絡を行うでしょう。

なぜなら怒られたくないから

でも管理している人間に相談なんてするでしょうか?

報連相の目的は管理することではありません。

状況を理解し、適切に業務遂行することが目的です

報連相を受けるべき存在なのか?

最後に考えてほしいことはあなたは報連相を受けるべき存在であるのかどうかということです。

上司なのだから部下の報連相を求めることは普通なことと考えている人がほとんどでしょう

たしかに報告や連絡は上司にすべきかもしれません。しかし相談はどうでしょう。

信頼もない上司の仕事の相談なんてするでしょうか?

相談をしてもらえれる存在になることが報連相を受けるべき存在といえると思っています。

報連相をしない部下の原因とは何か

では最後に報連相を上手にできない部下の原因を理解し、改善策を考えていきましょう。

仕事でも同じですが、原因を考えずに改善策を考えても本当の改善とはいえません。

仕事がそこまで大切と思っていないから

新入社員が報連相を上手にできない原因の1つ目は「仕事がそこまで大切と思っていないから」ということです。

現代ではワークライフバランスを重要視する人が増えてきたように

人生の中での仕事の立ち位置は人の価値観によって変わってきます。

その仕事を大切さを勘違いしている人も中にはいます。

例えば仕事よりもプライベートが大切と思うあまり、仕事は手を抜いていいと思っているのです

普通であれば仕事はある程度きっちりこなして、

成果を出した後余計な仕事はせずにプライベートの時間を確保するでしょう。

しかし勘違いしている新入社員は仕事を大切に思っていないあまり、

適当に仕事をしたり、手を抜いてしまっているのです。

仕事を大切に思わないあまり、報連相の大切さにも気づいていないことが原因といえます。

この原因の場合はしっかりと報連相まで仕事であることを認識させる努力が必要といえるでしょう。

仕事でミスっても自分に責任がないと高をくくっている

2つ目は「仕事でミスっても自分に責任がないと高をくくっている」という原因です。

これは私が新入社員のときに思っていたことです。

結局仕事は組織で行います。新入社員は末端の仕事しかしません。

はっきりいえばその仕事でミスってもさほど影響はありません。

もしミスによって影響のある仕事をしていても責任を取るのは誰でしょうか?

新入社員ではありません。責任者が責任を取らなければなりません

それに気づいていると報連相のように上司に何か言われるかもしれない業務をしなくなります。

というかしたくなくなります。

「どうせ私が責任を取ることはないし」と思っていることが原因といえます。

この原因の場合、小さなことでも責任を取らせることで、

自分の仕事は自分の責任だと認識されるしかありません。

何が報連相かわかっていない

最後は「何が報連相かわかっていない」ということです。

どういった場面で、タイミングでどうのような報告や連絡、相談をすべきかをわかっていないということです。

これは知らないだけなのか?それとも教えても理解できないか?のどちらかです。

新入社員は報連相に慣れていません。

なぜなら社会人になるまで報連相を求められる場面がなかったからです。

社会人なら報連相をできて当たり前とは思ってはいけません。

報連相が苦手な人もいることを上司や先輩も理解すべきです。

報連相の意味や目的、仕方を理解できていないことが原因といえるでしょう。

この原因の新入社員の場合は理解できるまで教え込むしかないでしょう。

それでも理解できなければ、報連相を必要とならない業務を任せるか、

時間が解決するまで待つしかないでしょう。

原因がわかれば対処法はわかるはず。やり方がわからないのなら根気よく教える

いかがでしたか?今回は報連相を目的に再認識から新入社員が報連相を上手にできない原因について紹介しました。

新入社員によってできない原因は千差万別です。それを把握してあげることも上司の仕事と言えます。

原因を的確に把握し、改善への対処を行うようにしましょう。

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