仕事とプライベート本当に割り切れていますか?
みなさんは仕事とプライベートを割り切れていますか?
いわゆるワークライフバランスというやつです。
今回はサラリーマンにおいて仕事とプライベートを割り切る思考が必要ない理由を紹介します。
まずは仕事とプライベートを割り切る弊害について紹介します。
割り切ると孤独を感じやすくなる!?
仕事とプライベートを割り切ってしまうと「孤独を感じやすくなる」というのです。
どういうことかというと、仕事とプライベートを割り切ると人間関係がどうしてもドライになってしまうということです。
仕事よりもプライベートを優先しようとすると仕事での人間関係はドライになり、
仕事を進捗させるために一緒に仕事をする人がいるという感覚になります。
会社で飲み会があったとしても行くことはないでしょう。人間関係がこじれることもよくなることもないのです。
プライベートでの人間関係が充実していても会社員であれば1日8時間以上働くことがほとんどです。
そうなると仕事で関わるドライな関係が1日のほとんどを占めてしまうため、どうしても孤独感を感じてしまうのです。
割り切るとどちらも中途半端になるかも!?
2つ目にお伝えしたいことは、「割り切るとどちらも中途半端になる可能性がある」ということです。
仕事とプライベートを割り切ってしまう人のほとんどは仕事よりもプライベートを充実させようと考えます。
しかしながら生活していく上で仕事が必要となるでしょう。
プライベートよりも優先度を下げた仕事で成果をより創出することは可能でしょうか?
また仕事は1日の中で最も時間を割かなければならない人がほとんどでしょう。
となると平日はプライベートに割く時間はどうしても仕事よりも少なくなります。
時間としては仕事が多いにも関わらず、プライベートを充実させるために割り切るという考えを持っても、
どちらも中途半端になってしまうと思いませんか?
仕事をどう捉えるかだけ
最後にお伝えしたいことは「仕事をどう捉えるか」ということです。
みなさんは仕事をしている時間を無駄だと思っていませんか?
なるべく仕事に割く時間を減らしたいと思っていませんか?
仕事に対する考え方は人それぞれでしょう。この後詳しく紹介しますが、
私の場合、仕事は遊びの延長という考え方を持っています。
遊びはある意味で一生懸命ですが、やりたくなければやらなくてもいいものだと思っています。
仕事は遊びと何も変わらないと思っています。ときに平社員のようになんの責任もないならより遊びという感覚に近くなります。
仕事だからきっちりやらないととか、苦しくてもやる抜かなくてはとか思っている人が本当に多いと思います。
仕事の捉え方を変えると一気に仕事の見え方が変わります。
仕事を割り切る思考がいらない理由について
ではここからはサラリーマンにとって仕事だと割り切る思考がいらない理由について紹介します。
仕事なんて遊びの延長でやればいいから
1つ目は「仕事なんて遊びの延長でやればいいから」ということです。
みなさんはきっと給与をもらっているのだから仕事はちゃんとしなければならないと思っていませんか?
まずこの考え方は間違っています。
給与はもらうものではなく、あなたの労働の対価として支払われているものです。
ほとんどの日本企業では1日8時間会社の仕事に従事することが就業規則で定められています。
ということはあなたが一生懸命働こうが、成果を出そうが、そんなことは関係ないのです。
1日8時間仕事をしていれば、給与をお支払いしますというのが会社との契約なのです。
なので1日8時間という時間を仕事に充てればいいだけの話なのです。
仕事に対する意識は遊びの延長という感覚でなんら問題はないのです。
遊びであれば楽しいことをしますし、楽しくないことはしません。
仕事も同じ感覚でいいのです。1日8時間という時間を会社に捧げればいいだけの話なのだから。
仕事スイッチなんてほとんど人にないから
2つ目は「仕事スイッチなんてほとんどの人にないから」ということです。
某個別指導で有名になった「やる気スイッチ」を仕事版に言い換えると、「仕事スイッチ」ということになるでしょう。
まずやる気スイッチと仕事スイッチも人には備わっていません。
自分のどこかにあると信じている人は辞めたほうがいいのです。
仕事に真剣に取り組めるのは、誰もに備わっている能力ではなく、一部の人に備わっている能力なのです。
簡単な例でいえば、あなたは幼い頃からちゃんと練習をしていれば一流のアスリートになれたと思いますか?
努力すること自体が才能なのです。だから努力できない人はずっと努力することはできません。
仕事とプライベートを割り切ると仕事への切り替えができる人なんてほとんどいないのです。
だからこそ仕事とプライベートは割り切るのではなく、遊びの延長として混同して楽しく取り組めばいいのです。
割り切ったところでやるべき仕事は変わらないから
最後は「割り切ったところでやるべき仕事は変わらないから」ということです。
仕事は役職が上にならない限り、指示通りにこなすことが求められます。
どんなに仕事とプライベートを割り切ったところであなたの仕事は減りませんし、難易度も下げてはくれません。
仕事が変わらないのなら割り切る必要性はどこにあるのでしょうか?
割り切っているつもりが結果として仕事に費やす時間が多くなっては逆にストレスになると思いませんか?
もしあなたの会社や上司が相当の理解者であなたが割り切るという行動に賛同し、
仕事内容や役割を変えてくれるのならいいでしょう。
しかしほとんどの会社はそんなことはありません。
仕事とプライベートを割り切るのではなく、仕事とプライベートを混ぜたような仕事の仕方が最も気が楽にできるでしょう。
割り切れば仕事というものが強調されるだけ。仕事を生活に入れてしまおう
いかがでしたか?割り切ると余計に仕事というものが強調されます。
プライベートを重視しようと思っていたのに結局は仕事人間になってしまうのは、
仕事を割り切りすぎているからです。
仕事は生活に取り入れる意識が大切です。仕事なんて遊びと変わらない。そんな意識がとても大切です。